一戸高校最後の卒業式~北桜高校へ繋がる歴史~
令和6年3月1日、本校第一体育館にて卒業式が行われ、 卒業生51人が一戸高等学校としては最後の卒業生として新たな一歩を踏み出しました。
◆ 高橋幸美校長 「式辞」 より (一部抜粋)
校訓である 「明朗・ 誠実 ・進取」の精神を忘れないでほしい。
困難にぶつかった時も、 顔を上げ次の一歩を踏み出す明朗な精神。 判断に迷った時に誠実という言葉を判断基準にして偽りの無い生き方を選ぼうとする勇気。 新たに挑戦することを恐れない進取の気概。それぞれが選んだ道で全力を尽くすこと、そういう営みの積み重ねが皆さんの人生を明るく希望に満ちたものにしてくれると信じています。
◆小野寺美登一戸町長 「祝辞」 より (一部抜粋)
皆さんは、長い歴史を持つ岩手県立一戸高等学校から巣立つ最後の卒業生です。 伝統の美風という言葉が校歌の歌詞にもありますが、 一戸高校の卒業生という誇りを持ち、これからも様々な立場で美しい風を吹かせて頂きたいと思います。
◆卒業生を代表して田中千陽さんが 「答辞」 を読み上げました。 (答辞より一部抜粋)
この3年間という時間は私たちにとって、 勉強だけでは決して得る事のできないかけがえのない宝物です。 私自身もこの一戸高校で自信と勇気をもらいました。この一戸高校で得た学びや経験を糧にし、多くの人への感謝を忘れず強い気持ちを持って前に進んで行きます。
一戸高校は私たちの親の世代から今まで、 長く親しまれてきました。 誰からも愛され親しまれるこの一戸高校の伝統が北桜高校に引き継がれていくことを願っています。