校長講話「自分を支えてくれた人・言葉との出会い」
年度末を迎えるにあたり、上野校長先生による校長講話が、年次ごと【3年次:1/19(木)6校時、2年次:1/25(水)6校時、1年次:2/2(月)6校時】に行われました。
はじめに、校長先生から、「自分の未来をできるだけ具体的に想像しながら聴く」「他人(校長先生)の過去より、自分の未来のほうが大切」と聴くポイントが示されました。
次に、ご自身の専門が書道ということから、ご自身の今年のテーマだという「闊達(かったつ)」(細かなことにこだわらず、心のままに振舞うこと)、「潔己(けつき)」(自分を清廉にして私欲を無くす)、「温雅(おんが)」(穏やかで上品なこと)の3つの言葉を全紙(縦140㌢×横70㌢)に大きく書くパフォーマンスをされました。
その後、「自分を支えてくれた人と言葉」として、
・ 父親「健康と誠実」
・ 高校の書道の先生「独学の精神」
・ 大学の書道の先生および師匠「無い力は出ない。だから殊更に頑張る必要はない。ただし、精一杯やりなさい。」
・ 教諭時代の上司(校長)「他の人のためにやるのが仕事」
のエピソードを話されました。
そして、生徒に対して、今後「誰と出会うか、どんな言葉を掛けられるか」が大切であること、それが未来の自分を支えることを熱く語られました。
最後に「どう生きるか、何のために生きるか、誰のために生きるか」「支えるから支えられる」ということを問いかけ、終了しました。
生徒も教師も、一日一日を大切にして、誰かのための行動を丁寧に積み上げるように生きていきたいものです。