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地域の未来を考え、伝えよう!


 1月19日(金)、一戸町民の交流施設であるコミュニティセンターを会場に、総合学科全体発表会が開催されました。今年度は、町内の中学2年生約80名、地域連携関係者約20名にも参加していただきました。開会式では高橋幸美校長から中学生に向け、本校の総合学科の特色についての説明があり、発表会がスタートしました。


R5総合発表(1)
R5総合発表(2)

1年次「産業社会と人間」では、

・様々な職業を実際に見て、聞いて気づいたこと
・県北地域で暮らす大人との対話を通して身に付けた知識や考え方を今後の自分の働き方や生き方に活かしていくこと
について報告がありました。

R5 1年次産業社会と人間の発表(1)
R5 1年次産業社会と人間の発表(2)

2年次「総合的な探究の時間」による探究活動報告では、代表6チームによる成果報告がありました。発表したテーマは以下のとおりです。
 *緑のカーテンでエコな生活
 *こどもと遊び
 *一戸町の宝、世界の宝である御所野遺跡の魅力発信!
 *運動後のセルフケアに関する研究
 *芸術で一戸町の魅力を
 *お年寄りが健康な体でいられるために私たちができること

R5 2年次 総探①


R5 2年次 総探②


R5 2年次 総探③
R5 2年次 総探④


R5 2年次 総探⑤
R5 2年次 総探⑥

系列学習発表について
1 農業クラブ研究活動「漆に関する研究」
日本の伝統文化、県北の地域資源である「漆」の素晴らしさを苗の栽培の視点から研究活動が報告されました。


R5 系列発表「農業」

2 介護・福祉系列「北九州研修報告」
介護者の負担軽減につながる先端技術や介護技術の新しい視点について報告がありました。


R5 系列発表「介護・福祉」

3 情報ビジネス系列・美術部「南部美人商品ラベルプロジェクト」
一戸町の米と水を使用して誕生した純米吟醸「一吹(いぶき)」のラベルデザインの新たな提案。今年のイメージは「縄文」。鼻曲がり土面がデザインされているとか。完成が楽しみです!

R5 系列発表「情報ビジネス・美術部」

4 人文・自然系列「防災に関する研究」
一戸町が被害を受けた集中豪雨による馬淵川の氾濫被害から、自然災害から身を守る防災の意識向上を目指した研究。「防災ボトル」の提案から、今後は自分事として考える防災に転換していきます。


R5 系列発表「防災」

3年次「進路決定体験報告」
就職、公務員、進学それぞれの進路目標達成までの道のりを報告。日常の中にある小さな努力や失敗を恐れず行動することの大切さ、夢や希望を持って突き進む勇気…3年間の経験から伝える力強いメッセージでした!


R5 3年次①
R5 3年次②


R5 3年次③

講評
「明るい未来の道筋が見えた」
中嶋敦一戸町教育長からのご講評に、私達への日々の学習活動に対する温かいエールが伝えられ、今後の活動のエネルギーになりました。


R5講評①
R5講評②

参加した中学生の感想より(一部抜粋)
 課題を見つけて、それを改善、達成に向けて追求するというのは、どの発表にも共通していたけれどその形(やり方)はそれぞれ異なっていて、いろんなことを吸収できました。
 また、実際に行動に移すことで得られるものは、無限大にあるのだと実感しました。自分は人のために働く職業の分野に興味があったので、とてもためになる発表でした。相手の視点になって考えるのは日常生活でも大事だと思いました。