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共に学ぼう!防災の知恵


「学校に来る途中、危ない場所ってどこかな?」
「もし、大雨が降ってきて、水があふれてきたら… みんなはどうする?」
小学生にちょっと緊張しながら防災の知識を伝えるのは、2年次「防災チーム」5人組。
11月29日(水)、一戸小学校の全校生徒を対象に出前授業を行いました。

授業の目標は「安全な通学のための防災知識を学ぼう」
去年の夏に発生した水害では、馬淵川が氾濫し、関屋地区が浸水被害を受けました。その時の映像が流れると、生徒たちは「おお… こわい!」と声が上がります。

岩手大学理工学部の研究によるクイズでは、通学路の危険場所、避難場所、通学路などを色分けして確認。そこに、川が氾濫すると浸水する場所を示した透明フィルムを置くと、避難所も浸水する恐れがあることを学びました。

 授業の終わりには、警視庁災害対策課のX(旧Twitter)から発信された防災ボトルを紹介。災害時の備え、日常的に携帯するための防災ボトルには、避難時に必ず必要な用具を入れておきます。透明で中身が確認しやすく、ボトル容器も活用できます。
 子どもたちからは、「防災の授業で学んだことを生活に生かしたい」という感想が聞かれました。最後まで関心を持って授業に参加してくれた一戸小学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。これからも、自分のこととして考え、行動することを目的とした防災のアクションを提案し、地域の方々と共有していきたいです。