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本気の大人が熱く語るメッセージ

 9月28日(木)に行われた1年次「産業社会と人間」の授業で、少人数グループ講話を実施しました。様々な分野の社会人の方々と対話を通じた職業理解と人生設計を考える授業を行いました。農業、自動車販売、飲食店経営、移住コーディネーター、音楽プロデューサー、地域おこし協力隊等、職業も年齢も異なる大人たちが自身の経歴や様々な経験、現在と未来の目標等、短い時間の中に濃縮された独自のエピソードが伝えられました。

 日産プリンス岩手販売(株)で、GT-Rマイスターの資格を持つ高橋さんは、本校の卒業生。「車はその人の人生に寄り添う大事なモノ。そういう気持ちを大切にして日々仕事に向かう。」経験を重ねた方の重みのある言葉が印象に残りました。一戸町で米穀店を経営する駒木さんと浄法寺町で農産物栽培・販売を経営する馬場さん。お二人がお互いに質問をし合う姿に刺激を受け、ホワイトアスパラガスの栽培、お米の量り売り販売や米料理に合うスパイスの販売等、新たな挑戦について生徒から様々な質問が飛び交いました。

 地域おこし協力隊の小笠原さんは一戸町出身。高校卒業後、自分が本当にやりたいことは何か。自分の生き方について悩んだ高校時代。単身アメリカに渡り、英語を学びながら音楽関係の仕事に就いたことで、英語が自分の武器になり、その後故郷に戻り、地域おこし協力隊に。「若い時はインプットが中心だったが、公営塾で小学生に教えることを経験し、最近ではアウトプットする楽しさもわかってきた」と笑顔で話す小笠原さんの言葉が印象に残りました。


【生徒の感想】
 自分がやりたいことを探すためにも、自分を知ることが大切だとわかりました。自分には目標ややりたいことがあるのに行動しなければ変化はない。チャンスを待つのではなく、自らつかみにいくという言葉が印象に残りました。自分の個性を活かしながら、様々なことに挑戦していきたい。